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セミナー 2006.04.01
セミナーのご案内

グローバル化する日本企業において最大のマーケットである、アメリカと中国における特許出願の増加と知財紛争・訴訟等の増加に伴い、日本企業において如何にその知財戦略を有効に行うか、さらには、その危機管理対策を如何に行うかがビジネス戦略上、今、問われています。このような認識のもと、今般、弊事務所と藤本昇特許事務所、そして知財訴訟分野全米№1のカークランド・エリス法律事務所が合同開催し、日本企業に求められているグローバルな知財戦略のセミナーを開催することといたしました。

日時:平成18年4月27日(金) 13:00~17:00(セミナー) 17:00~18:00(懇親パーティー)
場所:ホテルヒルトン大阪4F 金閣華の間
大阪市北区梅田1-8-2 電話06-6347-7111(代表)
テーマ:

知財戦略セミナー
─アメリカと中国における知財戦略 日本企業の弱点とその対策─

スケジュール:(1)「ここが違う!アメリカ特許訴訟概説」
弁護士 中務正裕

弁護士法人中央総合法律事務所パートナー、Kirkland & Ellis LLP Visiting Attorney
日本国弁護士、ニューヨーク州弁護士。日本での10年間の実務経験を経た後、米国ノースウェスタン大学ロースクールに留学。同校卒業後、2005年8月よりカークランド&エリス法律事務所シカゴオフィスにてビジティングアターニーとして勤務。同事務所では、知財部門に所属し、主として日本企業が関わるアメリカでの特許訴訟に関与する他、国際的なM&A取引等に従事している。

(2)「アメリカ特許訴訟・日本企業の弱点とは?」
Kirkland & Ellis LLP 米国弁護士 ウィリアム A.ストレフ

カークランド&エリス法律事務所のシニアパートナーで、250名以上いる知財部門弁護士のトップ。特許、商標、著作権、営業秘密など知的財産部門での30年以上の経験を有し、20年にわたり、多くの日本企業を代理してきている。(カークランド事務所は、約1050名の弁護士を有するアメリカ有数のローファームで、フォーチュン250社のアンケートでは、例年、総合で5位以内、知財訴訟部門では3年連続1位の評価を受けている。)
Kirkland & Ellis LLP 米国弁護士 ポール R.ステッドマン
カークランド&エリス事務所のパートナー。多くの日本企業を代理してきている。ストレフ弁護士と共に、日本のクボタ社を代理し、ジョン・ディアー社から訴えられた特許陪審訴訟で勝訴を勝ち取る。同陪審判決における勝訴は、ナショナルロージャーナルにて2002年度トップ20のディフェンス(被告側弁護)に挙げられている。
(両弁護士の講演は英語にてなされますが、日本語に通訳いたします)

(3)「外国(アメリカ・中国)特許出願の最大の注意点とその出願戦略」
藤本昇特許事務所 アソシエイト 弁理士 小山雄一
1996年 大阪府立大学大学院 工学研究所 卒業。メーカー勤務を経て、1999年に藤本昇特許事務所に入所。以来、特許第一グループに所属し、7年に亘って科学分野と中心とする国内出願および外国出願、OA対応、審判事件、警告事件、訴訟事件等に従事。

(4)「中国における知財財産権侵害にどう対処するのか?」
弁護士法人中央総合法律事務所 弁護士 小林幹雄

2003年9月~2005年7月中国上海市の復旦大学に留学(語学研修生/大学院聴講生)、及び華誠法律事務所等複数の現地法律事務所にて実務研修。帰国後、引き続き現事務所にて中国ビジネス法務に携わる。「国際商事法務」「JCAジャーナル」等に中国裁判例、仲裁事例等の解説を多数執筆。近時の論文に「中国における外商投資企業の労働管理」(「NBL」№828 2006年3月1日号)。