Q1. 当事務所を就職先に選んだ理由を教えてください。

　各弁護士が幅広い分野の案件に携わることができることと、専門性を追求できる支援体制が充実していることが事務所選びの決め手でした。
　私は就職活動をしていた時点では、まだ特定の分野についての専門性を極めたいといった明確なビジョンはもっておらず、幅広い案件に携わりながら、これからの社会で求められる分野や、自分の適性にあった分野を探っていきたいと考えていました。当事務所は、金融機関だけでなく多種多様な事業分野の企業との間で顧問契約を締結しており、日々様々な法律相談や案件の依頼があることから、それらを通じて成長することができています。

Q2. 普段はどのような案件に携わっていますか。

　法律相談や契約書チェック、訴訟、調停、任意交渉など様々な形態で業務に携わっており、その内容としても企業法務のみならず、一般民事も担当しています。
　特に最近は、人事労務、Ｍ＆Ａ、海外案件について力を入れており、それらの案件に携わる機会も多いです。大阪事務所では、１ヶ月に１度、若手のパートナー弁護士とアソシエイト弁護士の面談を行っており、若手弁護士が携わりたい案件について直接アピールしやすい環境作りがされています。
　１年目の弁護士であっても、それぞれの案件で依頼者とのやりとりや書面のドラフトを担当しますし、パートナー弁護士から案件の方針について意見を求められます。一人のプロフェッショナルとして案件に携わることにはプレッシャーもありますが、その分やりがいや、成長を感じています。

Q3. 業務を通じて心に残っているエピソードはありますか。

　弁護士２年目の時に担当した、訴訟についてです。当方主張の法的構成について、裁判例や文献の記載がなかったものの、法律の趣旨や結論の妥当性から理論を模索してドラフトを作成し、共同担当であったパートナーにも自分の法律構成に賛同してもらうことができました。結局、その訴訟は和解による解決となりましたが、依頼者からも結論に納得できたと言ってもらえたことが非常に嬉しかったです。

Q4. 今後のキャリアの展望について教えてください。

　引き続き幅広い分野に携わることで、様々な知識と経験を得ながら、現在力を入れている人事労務、Ｍ＆Ａ、海外案件についてより知識を深めていき、多くのクライアントの力になれる弁護士になりたいと思っています。
　海外案件に関しては、将来留学することも考えており、現在は英語の勉強中です。当事務所では、手厚い留学制度もあるので費用面での不安はなくキャリア形成を考えられています。

Q5. 入所希望者へのメッセージをお願いします。

　当事務所では、上述した留学制度やアソシエイト弁護士の面談のみならず、所内勉強会を定期的に実施したり、アソシエイトの個人事件受任に寛容であったりと、若手弁護士が一人前の弁護士になるために様々な制度が設けられており、成長を後押ししてくれています。
　このような環境のなかで、主体性をもって、プロフェッショナルとして成長することを目指す情熱あふれる皆様と共に働けることを楽しみにしています。